インプラント
診療案内
天然の歯のような噛み心地を
当院のインプラントシステム
Nobel Biocareについて
患者様にとってインプラントは自分の体と一生お付き合いします。
はこぎ歯科では、長い期間、安心して使って頂ける、患者様の安全を第一に考えたNobel Biocare(ノーベルバイオケア)社のインプラントを採用しています。
ノーベルバイオケア社のインプラントを用いた治療実績は、1本の歯を失くしたケースから、複数の歯を失くしたケースまで、10年経過後の残存率(インプラントが残っている割合)が97%という高い成功率があります。40年以上前に行なわれた最初のインプラント治療が2006年でもきっちりと機能し、後遺症もないと実証されていることから、このシステムが完成度の高いものであるかはお解りいただけると思います。
ノーベルガイドについて
ノーベルガイドはCTスキャンで撮影した画像から起こした3D画像をもとに、コンピューターを使って作られる精巧なガイドシステムです。このガイドにはあらかじめシミュレーションで算出したインプラントの埋入場所・角度などが正確に記録され、インプラントの埋入を導きます。歯肉と骨に必要最低限の小さな穴のみを開けてインプラントの埋入を行う手術が可能なため、手術時間が大幅に短縮できて術後の後遺症も少なく、患者様への負担が少なくてすみます。
※口腔内の状態によっては、ノーベルガイドによる手術が行えない場合があります。
インプラントと従来の治療法の違い
インプラント
従来からある治療法の「ブリッジ」や「義歯(入れ歯)」との大きなの違いは、歯根から再建することです。1本から数本、またすべての歯を失った場合でも、インプラントは新しい歯を得る方法として有効な治療法です。自分の歯のような噛み心地で、天然歯と変わらない審美性と機能を得ることができます。
メリット
- 自分の歯のような噛みごこち
- 違和感が無く発音への支障もない
- 天然歯と変わらないような美しい見た目
- 健康な歯を削る必要が無い
- 手術が必要になる
- 保険適用外の為、治療費が高くなる
- 比較的治療期間が長い
ブリッジ
失った歯の両隣りの歯を削って土台を作り、橋渡しをするように人工の歯を入れて欠損部分を回復する治療法が「ブリッジ」です。ブリッジは、固定されているので、歯との一体感があり、舌感、食感にあまり違和感がなくてすみますが、最大の問題点は、周りの健康な歯を削ることです。
メリット
- 固定されるのであまり違和感がない
- 保険適用外の材質によっては見た目が綺麗
- 治療期間が短い
- 両隣の健康な歯を削らなければならない
- 支えとなる歯に大きな負担がかかる
- 食べ物が歯肉とブリッジの間に挟まってしまうと、虫歯の危険性が高くなる
義歯(入れ歯)
入れ歯には「部分入れ歯」と「総入れ歯」があり、部分入れ歯とは、残った健康な歯に「クラスプ」という金属の留め具を引っ掛け、その弾力で入れ歯を維持します。取り外せないブリッジに対し、取り外しの可能な義歯です。
総入れ歯は歯が1本も無い場合に装着される義歯になります。
メリット
- 治療期間が比較的短い
- 保険適用外の材質によっては見た目が綺麗
- 硬いものが食べにくい
- 見た目や装着感に違和感を感じる
- 毎回外して洗浄する等、手入れが面倒
- 発音がしづらくなる場合がある
インプラント治療の流れ
カウンセリング
治療を始める前に丁寧なヒアリングを行います。
歯を失ってしまった原因や、インプラント治療にどのような回復を求めているのかなど、単に治療を行うだけではなく、患者様のお気持ちやご希望などを伺い、一人一人に最適な治療法をご提案させていただきます。
精密な検査
治療を安全に行うために、レントゲンや口腔内の撮影など、高性能な設備を使用して精密な検査を行い、お口やあごの状態を確認・把握します。
※検査結果によっては、インプラント治療を受けられない場合もあります。まずはご相談ください。
治療計画を立案
必要なインプラントの本数、治療期間、費用など、検査結果に基づいた治療計画を、わかりやすくご説明いたします。
治療は患者様が理解、納得された上で開始していきますので、十分にご検討ください。
ご不明な点がありましたら些細なことでもお気軽にご質問、ご相談ください。
インプラント埋入手術
術前シミュレーションや精巧な「ガイドシステム」を元に、局部麻酔をしてあごの骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込んでいきます。
手術の翌日以降は通常の生活ができます。
治癒期間
インプラント(人工歯根)とあごの骨がしっかり結合するのを待つための期間です。
インプラントを埋入した部位や骨の質などの違いで個人差はありますが、おおよそ2〜6ヶ月ほどで、しっかりと結合します。
この期間中に仮歯を利用していただくことも可能です。
上部構造の装着
術後から、上顎で4ヶ月〜6ヶ月、下顎で2ヶ月〜3ヶ月程経過した後、上部構造(人工歯)となる被せ物を製作するための型取りをします。
型取りをしてから1〜2週間後で一度上部構造を装着し、様子を伺いながら噛み合わせの調整を行っていきます。
メンテナンス
優秀なインプラントも万能というわけではなく、大敵と言われている歯周病の予防や、残った歯を健康に保つためにも、治療終了後はメインテナンスに通う必要があります。
インプラントを快適に、長期的に使用していただくためにも、2ヶ月〜半年に一度ご来院いただき、プロによるお口のクリーニングや口腔内チェック、予防プログラムを受けましょう。
また、ご自宅で行うインプラントの正しいケア方法もご案内いたします。